米フォードは21日、電動車向けの車載電池の調達計画を発表した。2023年末までに電気自動車(EV)を年間60万台生産する計画で、これらのEV向けの電池を確保した。60万台の生産には年間バッテリー容量が60㌐㍗時必要となる。中国の寧徳時代新能源科技(CATL)や韓国のSKグループなどから調達する。

 フォードは、23年末までに北米と欧州、中国向けに「マスタングマッハ―E」を年間27万台、北米向けに「F―150ライトニング」を年間15万台、北米と欧州向けに「トランジットEV」を年間15万台生産する。これらを含め全体ではEV年間60万台の生産を目指している。