フォード・モーターは19日、主力のピックアップトラック「F―150」の電気自動車(EV)版となる「F-150ライトニング」を2022年春に投入すると発表した。25年までにEV開発・生産の分野に220億ドル(約2兆4千億円)を投じる計画で、スポーツカー「マスタング」や商用車「トランジット」など同社の代表車種もEV化を進める。
同社は、50年にグローバルでのカーボンニュートラル実現を目標に掲げている。30年には欧州で販売する車をすべてEV化する計画で、フォルクスワーゲン(VW)のEV専用プラットフォーム「MEB」を活用して23年に欧州市場へ投入する。