マツダは、設計最終段階の試作車(プロトタイプ)を製造せずに開発する手法を新型ミニバン「ビアンテ」で確立した。内外装のデザインと車体設計の連携を強めて設計変更をほぼゼロに抑えるとともに、デジタルモデルによる各種シミュレーションの精度を高めることで実現した。開発期間の短縮と開発コストの削減につなげる。設計最終段階で完成形の試作車を造るのは自動車業界で…