カワサキはEV、水素燃焼、HVと多彩な選択肢で脱炭素化を目指す(写真は開発中のHVモデル)

二輪車大国の座は中国やインドに譲ったものの、世界シェアでいまだ過半(50・2%)を占める日本の二輪車メーカー。足元の需要は堅調だが、川上ではカーボンニュートラルの要請が加速し、川下では電動キックボードや超小型モビリティなど移動様式が多様化し始めた。こうした環境変化を乗り越え、今後も世界市場で存在感を保てるか。4社の成長シナリオを探った。2035年…