ホンダは19日、交換式バッテリーを使用した船舶用小型電動推進機のコンセプトモデルを発表した。電動二輪車などに使用する「モバイルパワーパック」を2個搭載し、5~6馬力相当の出力となる。コンセプトモデルの開発などを通じて船舶の電動化を進める。
さらに同日、船外機の累計生産台数が200万台を超えたと発表した。ホンダは1960年代に船外機事業を開始。2001年に8馬力から250馬力までのモデルを生産する船外機専用生産拠点の細江船外機工場(静岡県浜松市)、15年に2馬力から6馬力までの小型船外機生産拠点を中国に開設し、累計生産台数を増やしてきた。細江工場は10月に開設20周年を迎えた。