世界最大級のカスタムカーショー「東京オートサロン2020」が幕張メッセ(千葉市美浜区)で来年1月10日に開幕する。タイヤメーカー各社もスポーツブランドやSUVなどの大口径タイヤを出展。2020年の国内最初の消費者向け展示会として各社も力が入っている。
トーヨータイヤは、「トーヨータイヤ」と「ニットー」の2ブランドで出展する。「まだ、走ったことのない道へ。」を表現したトーヨーブースでは「プロクセス」やSUV用「オープンカントリー」シリーズなどを展示。一方、ニットーでは北米で人気の「グラップラー」シリーズ展示のほか、SUV・ピックアップユーザーから支持を得ている「マッドグラップラー」をテーマにチョークアーティストによるライブペインティングを実施する。
住友ゴム工業も、「ダンロップ」と「ファルケン」の2ブランドで出展する。両ブランドの製品展示のほか、ダンロップは「安全・安心な、家族のダンロップ」をコンセプトに、歴史や技術、未来を体感できるブースを開設。9歳でフォーミュラカーレースデビューしたJujuさんらがトークショーを行う。一方、ファルケンは「カッティングエッジ」をコンセプトに契約アスリートであるスノーボードやBMXフリースタイルの選手らの競技映像を通してブランドを訴求する。
横浜ゴムは、タイヤとホイールのブースを出展する。タイヤでは、モータースポーツやクラシック、オフロード向けなど「ホビータイヤ」のほぼすべてのラインアップと装着車両などを展示。ワンメイクサプライヤーを務めるレースの参戦車両「SF19」との写真撮影(小学生以下)コーナーも設けて来場者とコミュニケーションを図る。ホイールでは、「アドバンレーシング」ブランドを中心に全色を展示。新商品として鍛造・鋳造ホイールのそれぞれ2モデルも紹介する。
ブリヂストンは、スポーツブランド「ポテンザ」やスポーツ車に適したホイールを展示する。国内外のモータースポーツ活動も車両やトークショーで紹介。トークイベントではインディカーに参戦する佐藤琢磨選手らが登壇する。
会期は2020年1月10~12日までの3日間。19年は過去最高の33万666人が来場し、5年連続で30万人を超えた。20年も同水準の来場を見込んでいる。