早稲田大学名誉教授 日本交通科学学会理事 専門:交通心理学

運転による疲労は身体的なものより精神的な影響が大きいと言われています。そのため、疲れていても気付きにくいことがあります。疲労が蓄積して過労状態となれば、覚醒レベルの低下した運転や最悪の場合、居眠り運転となり、大きな事故につながる可能性があります。ドライバーが頻繁に身体を動かしたり、あくびをしたり、話しかけても生返事をしたりするようなら疲れていると…