各工程ごとのデータをリアルタイムで可視化する(写真は名古屋工場の加硫工程)

住友ゴム工業は、タイヤ生産工場のIoT(モノのインターネット)化を本格化する。AI(人工知能)を取り入れ、設備の稼働状況や材料品質を各工程ごとにリアルタイムで可視化する。収集したデータをロスの分析や設備予知保全などに生かすほか、製品開発部隊にもフィードバックする。あわせてタイヤの出荷前検査の自動化にも取り組む。まずは名古屋工場(愛知県豊田市)でス…