京セラ・ソーラーエネルギー事業本部の小谷野俊秀副本部長(左)と研究開発本部エネルギーシステム研究開発部の竹下良博氏

京セラは2日、電極に粘土状の素材を使ったクレイ型リチウムイオン蓄電池を開発し、これを内蔵した住宅用定置型蓄電システムを製品化すると発表した。同社がリチウムイオン電池の生産に着手するのは初となる。新型蓄電システムは「Enerezza(エネレッツァ)」として、2020年1月から少量限定販売し、本格量産の開始は20年秋を計画している。100億円を投資し…