横浜南水素ステーション

JXTGエネルギーは、横浜市が運行する燃料電池バス(FCバス)に燃料となる水素を10月2日から供給開始すると発表した。

横浜市は、市営バスとしてFCバス1台を試験的に導入して、みなとみらい地区などで運行する。今回、同社はFCバスの水素供給事業者に決定、2016年3月に設置し、ENEOS水素サプライ&サービスが運営する「横浜南水素ステーション」を、充填機1台で燃料電池車(FCV)に加え、FCバスにも対応できるように水素供給体制を整備する。

同社は現在、全国で41カ所で水素ステーションを運営している。神奈川県には13カ所、このうち、横浜市内には6カ所ある。今後もFCVやFCバスなど、モビリティへの供給体制を整備し、水素の製造、輸送・貯蔵から販売までのサプライチェーン構築に積極的に取り組む方針。