2020年までの日本の温室効果ガス削減目標が「05年比15%減」に決まった。政府の試算によれば、この目標を達成するために、国民一世帯当たりの年間家計負担は、20年に今より7万6千円増加する見込みだという◆日本は過去2度の石油危機を克服する過程で省エネ対策が進み、すでに国際比較では米国の2倍、中国の11倍という優れたエネルギー効率を実現している。こ…