米国と中国による経済関係の悪化など、海外に進出する日本企業が抱える地政学リスクが年々拡大している。PwCジャパングループ(木村浩一郎代表)はこのほど、日本企業の8割は地政学リスクマネジメントが重要だとしながらも、専門の対策能力を持った人材の不足などからリスクへの対応をしていない企業が4割にのぼるとした調査レポートを発表した。リスク損失を最小化する…