商工組合中央金庫(商工中金)は、危機対応業務に関する不正の調査結果と改善計画を経済産業省にこのほど報告し、公表した。全100支店のうち97店、職員444人の関与を認定し、金額にして2646億4900万円の不正融資を認めた。経済産業省などは2度目となる業務改善命令を25日に出した。「商工中金のあり方検討会」も設置し、年内に報告書をまとめる。安達健祐…