京都大学や慶應義塾大学などの内燃機関研究チームは、乗用車用のガソリンエンジン(GE)およびディーゼルエンジン(DE)で、それぞれ50%超の正味最高熱効率を達成したと発表した。研究は内閣府が主導する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「革新的燃焼技術」で実施。現在、市販車用エンジンの熱効率は最高40%程度にとどまる。これを50%に引き上げ…