国土交通省は、非常時に遠隔操縦者が運転に介入する自動運転車の基準緩和認定制度を創設する。異常検知時の制動距離や、実際の車両と同じ水準の視界や操作性が「遠隔運転者席」で得られることを条件に基準を緩和し、現車確認のうえ自動車検査証(車検証)を交付する。国交省は昨年2月にもハンドルやペダル類がない車両の公道走行を認める基準緩和を行った。保安基準の適合性…