ジェイテクトの安形哲夫社長は29日、名古屋市内で記者会見し、下流アシスト電動パワーステアリング(EPS)事業を強化して利益率の改善を急ぐ方針を示した。下流アシストEPSを北米で増産するほか、中型乗用車向けに続き、大型ピックアップトラックやSUVにも搭載可能な大出力型を開発する。同社は2017年度業績が減益となる見通しで、安形社長は「為替の影響を除…