独エボニックとダイセルの合弁会社のダイセル・エボニック(アンドレ・ノッペ社長、東京都新宿区)は、エボニックが炭素繊維複合材(CFRP)製の自動車部品のコストを最大60%削減する生産手法を開発したと発表した。発泡体の「ロハセル」を芯材として表層にカーボン繊維を織り込んだ母材を、引き抜き成形とプレス成形によって段階的に加工する「プルプレス方式」という…