日本アルミニウム協会の濱地昭雄会長は、都内で開いた会長会見で、2016年度のアルミニウム圧延品需要について「自動車部品やアルミ缶向けが堅調で、上期の生産・出荷は100万トンを超え、通期では(15年度水準の)200万トンを維持する可能性が高い」との見通しを示した。北米や中国などの海外向け需要は生産の現地化が進んでいるため、輸出用の出荷は減少傾向が続…