日本交通政策研究会は講演会「空港民営化と規制のあり方」をこのほど都内で開いた。講演したのは田邉勝巳慶應義塾大学商学部教授。道路をはじめとしたわが国のインフラの民営化が課題となる中、まずコンセッション方式による空港の民営化が先行。これに対し、空港の効率化や着陸・利用料などを考察し、民営化後の収益性などを試算した。田邉教授は現状について「非効率な経営…