国内のトラック市場が、転換点を迎えている。コロナ禍から経済回復が進み物流量も回復しているものの、車両の需要は戻り切らない。運転手の時間外労働を抑える「物流の2024年問題」でドライバー不足が深刻になっているほか、燃料価格の高騰、新車の供給遅延などの外的要因がトラック事業者の購買動向に影響を与えているのが一因だ。日本自動車工業会(自工会、片山正則会…