東京商工リサーチが11日発表した今年度上期(4~9月)の企業倒産件数(負債総額1千万円以上)は前年同期比3・9%減の4217件と8年連続で減少し、26年ぶりの低水準になった。金融機関が中小企業の返済延期要請に応じているほか、業績が改善した企業への貸し出しが増えたことも追い風になったと同社は見ている。企業規模別では上場企業の倒産が2年ぶりにゼロだっ…