日野自動車は小型トラックの部品共通化に取り組む。仕向け地によって仕様が異なる部品を部品単位やモジュール単位でできるだけ共通化し、コスト競争力を高める。小型トラックは年間の生産台数が10万台規模に近付いており、大・中型と並ぶ事業の柱になりつつある。部品調達でも量のメリットを追求できる規模になるため、設計の段階から共通化を軸に見直しを行い、ボリューム…