2050年をにらんだ地球温暖化対策づくりが国内で始まった。経済産業省は5日、長期対策を議論する会議体の初会合を開催。環境省も近く、中央環境審議会(環境相の諮問機関)に新たな部会を設けて議論に着手する。世界各国が作成した温室効果ガス目標を積み上げても産業革命前に比べ気温上昇を2度未満に抑える目標は達成できない公算で、先進7カ国(G7)伊勢志摩サミッ…