日本能率協会が2012年に提唱したKAIKA(カイカ)。「個の成長、組織の活性化、組織の社会性」を同時に実現することで、社会的価値の創造をめざす経営思想である。「個人、組織、社会」という軸は、これまで個人より組織の理論、あるいは売上・利益至上主義といった言葉で語られるように対立的側面があった。しかし、昨今のスピード化、成熟化の社会においては、こう…