マツダは今夏から実施する主力モデルの改良を手始めに、車両の走行性能を高める新技術「G―ベクタリング コントロール」を導入する。エンジンの出力で車両の挙動を制御する技術で、コーナリング時の走行安定性や滑らからな旋回性を実現する。同社は2016年度、国内で主力車種のてこ入れを図る。改良のタイミングを捉え、新技術を相次いで導入することにより商品競争力を…