世界的な需要後退を受けて自動車メーカー各社が実施する大幅減産やコスト削減施策は、従業員の働き方にさまざまな変化をもたらしつつある。非正規従業員の雇い止めに始まった雇用調整は正規従業員の足元までおよび、休業日設定に伴う実質的な賃下げなども出ている。雇用の安定に向けワークシェアリングの導入に関する議論が始まったが、その解釈、考え方は各社によって異なり…