新型プリウスが国内生産を下支えする

トヨタ自動車は2016年、4年ぶりに国内生産が増加となる年間計画を策定した。トヨタ単独で15年実績見込みの319万台に比べ、1万台多い320万台を目指す。長く続いた超円高による為替リスクを避けるため、同社は近年、需要地に近いところで生産することを基本として海外生産を増やしてきた。これに応じ国内生産は13年以降、じりじりと水準を落とし続けてきた。こ…