トヨタ自動車の国内生産は昨年、17年ぶりに過去最高を更新した。国内販売が減少する一方で、輸出が過去最高を記録したからだ。生産のうち輸出が占める割合は63%(昨年)と、10年前から一貫して増加している。輸出がこれほど増えた背景として、日本を調整弁として活用するグローバルリンク体制を確立していること、中近東諸国などでの販売増、レクサス車やハイブリッド…