仲裁判断を受けて開いたスズキの会見(8月30日)

2015年8月末、国際仲裁裁判所がVWに対し、保有するスズキの株式19・9%の売却に応じるよう命じたことで、両社の4年に及ぶ論争は一定の決着を見た。そもそも09年に提携を結んだ際の両社間での合意は、スズキがVWグループより技術供与を受ける代わりに、VWのインド市場への参入の手助けをするというものだった。しかしこの当初案が順調に進められることはなく…