東日本大震災の時、自動車交通局旅客課の地域交通政策企画官として、被災地での輸送手段の確保に奔走した。道路の損壊や余震に直面する中、寝る間も惜しんで電話をかけ続けた。何とか100台ほどのバスを確保し、災害ボランティアを送り届けることができた。あらためて「事前の備えがどれだけ大切かを改めて痛感した出来事だった」と振り返る。物流・自動車局の総務課長とし…