「100年に一度」と言われる激動を乗り越えようと自動車メーカーはもがいている。目先の課題は最悪の環境下で始まる2009年度(10年3月期)を戦い抜くこと。だが経営はその先も続く。刻々と変化する世界を見据えながら、商品も戦略も企業体質も変えていく必要がある。世界経済悪化の震源となった米国の回復の見通しが立たないなど、経営環境の先行きは依然として不透…