大都市部では黒字事業者が目立った

国土交通省がまとめた2013年度の乗合バス事業収支状況によると、輸送人員数は39億700万人で前年度比2・1%増と5年ぶりにプラスに転じた。3年連続して増加した民営バスに対して、公営バスが久しぶりにプラスに転じたことが貢献した。この結果、経営指標である経常収支率は前年度の94・8%から95・2%へ0・4ポイント改善した。特に大都市部のバス事業者は…