帝人は難燃剤「ファイヤガードFCX―210」の製造委託契約を結んでいる台湾のチーテック・テクノロジー(台北市)が建設中だった量産設備が竣工し、25日から生産を開始したと発表した。工場の稼働を機に、自動車の安全性・環境性向上に対するニーズに応える製品として用途展開を加速させる。FCX―210は独自の分子設計技術を用いたリン系難燃剤で、ABSやポリス…