1963年の名神高速道路一部区間の開通で、日本の高速道路の歴史は幕を開けた。写真はその約10年後に建設省(現国土交通省)が開発した「路面凹凸測定車」。時速30キロメートルという当時としては“高速”で、車両下の測定用車輪などを使用し、路面状態を正確に把握する。高速道路の安全性の維持には欠かせない車両だ。日本の高速道路は当初区間の開通から50年以上が…