三菱ケミカルホールディングスは4日、本社(東京都千代田区)で記者懇談会を開催し、小林喜光社長が同グループの近況と今後の方向性を語った。三菱化学のリチウムイオン二次電池事業については、電気自動車(EV)バッテリー用の負極材、電解液、セパレーターの3部材に力を注ぐことを説明。長年継続してきた電池向け材料の強みを生かし、電池の高性能化によってEVの普及…