熟練工は年々少なくなっており、技術の伝承が課題となる

■自社製品にあわせて付加価値 技能から技術への転換を図る「これ以上数が少なくなるのは危険水域だ」。大田区にあるダイヤ精機の諏訪貴子社長は、同区の町工場数の減少に警鐘を鳴らす。ピークだった1983年には9千社以上あった工場数も、最新の統計データである2008年には4300社程度と半分以下の水準にまで激減。リーマンショックや東日本大震災を経た現在では…