PwCコンサルティング(安井正樹代表執行役CEO、東京都千代田区)は9月12日、「スマートモビリティ総合研究所」の新拠点「コミュニティハブ」を開設した。モビリティ産業の発展と社会変革を目指す。
東京都港区新橋にある商業ビルの一角に設けた。2ゾーンからなり、「テクノロジーゾーン」では、ソフトウエア・デファインド・ビークル(SDV)や電気自動車(EV)、自動運転など、最先端の技術を保有する外部企業の協力を得て、技術革新を体感することができる。「コミュニケーションゾーン」では、同社コンサルタントとの議論や、モビリティ産業に関連する企業間のマッチング、連携などに役立てる。
この研究所は、モビリティ社会に関わるステークホルダーの連携を加速させることを目的として設立した。モビリティ産業の動向や関連データの発信により認識の共通化を促すほか「リアルなコミュニティー形成を通じ、モビリティ領域における新たな価値創造の機会を提供する」としている。