日産自動車は、生成AI(人工知能)を使ったエージェントシステム「オートDJ」を「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」に出展すると発表した。スマートフォンと同社のキャラクター「エポロ」のフィギュアをダッシュボードにセットすると、目的地の提案や天気予報、観光案内などの情報を提供する。

 日産は、約20年前からオートDJの名称で天気予報などの情報を伝える通信サービスを展開していた。生成AI技術を用いることで、自然な会話でドライバーを支援することが可能になったという。エポロも、過去に日産が開発した自律走行ロボットで、オートDJではさまざまな口調や容姿で親しみやすく話すという。