大同特殊鋼は、自動車部品などに使用する軸受鋼や構造用鋼の販売価格を1月契約分から値上げしたと発表した。円安による鉄スクラップの輸入価格の上昇、エネルギーコストの上昇を踏まえたもので、1トン当たり1万円の値上げを行う。価格改定は昨年4月に実施したばかりだが、現在の事業環境を加味して再度、値上げの浸透を図る。順次、取引先の部品メーカーなどと価格交渉を…