日本損害保険協会(損保協、柄澤康喜会長)はこのほど、2010年度の「自動車保険データにみる交通事故の実態」をまとめた。それによると、10年度の交通事故による直接的な経済的損失額は3兆2108億円にのぼり、2年ぶりに増加に転じた。損保協は10年度の実態を踏まえ、経済的損失の減少に向けて増加傾向にある自損事故対策や高齢運転者に対する取り組みの必要性な…