古川元久経済財政担当相は28日、8月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。欧州や中国など海外経済の減速を受けて生産や輸出に弱さがみられるとして、景気の基調判断を昨年10月以来、10カ月ぶりに下方修正した。個人消費や設備投資など内需は引き続き上向いているとして「緩やかに回復しつつある」との認識は維持したものの、「一部に弱い動き」との表現を追加した…