2016年度までに「世界をリードする商用車メーカーになる」ことを目指している日産自動車が、OEM(相手先ブランドによる生産)戦略の展開により、その歩みを加速しようとしている。6月末、日産と三菱ふそうトラック・バスは小型トラックを相互OEM供給することに基本合意した。これに伴って日産は、いすゞ自動車からの調達を打ち切る。こうした動きの背景には、ユー…