マザー生産がなければ、技術革新は生まれない（画像はトヨタ・堤工場）

他の系列、地域に技術を拡販、トヨタを支える伝統は続く「トヨタ自動車がやらなくてどうする」。トヨタの豊田章男社長は歴代トップと同じく、日本の自動車産業を支える気構えを持つ。円高の直撃を受けて崩壊の危機に瀕している分だけ、そうした思いを強くしている。このため、多忙な現役社長でありながら日本自動車工業会の会長就任も決断した。中部の自動車産業は、日本の盟…