トヨタ自動車の張富士夫会長は4日、円高で日本の産業基盤が揺らいでいることについて「日本に開発と製造、販売の3本柱があり、だからこそ改善が上手くまわる仕組みを過去の先輩たちが残してくれた。大変な時代ではあるが、経営環境の変化に合わせてトヨタの源流にアレンジを加えながら、次の世代に託していかなければならない」と、改めて国内の基盤維持に決意を示した。グ…