物流分野(貨物輸送)での二酸化炭素(CO2)排出量は、京都議定書の目標基準年である1990年度から、96年度までは増加したが、その後減少に転じ、2006年度に5%の減少となった。輸送機関別の排出量では、圧倒的にトラックが多く、全体の約9割を占める。このため白書では、トラックのCO2排出量を削減することが、貨物輸送の環境負荷を低減する最も有効として…