日本では、今年からFCトラックが本格的に走り始めるが…

電気自動車(EV)に続き、燃料電池車(FCV)の普及シナリオが狂い始めた。〝震源地〟は米国だ。トランプ政権は1兆円を超える水素関連の支援策を縮小する方針。ホンダは、2027年度に稼働を予定していた次世代燃料電池(FC)システム工場の建設を延期する。もっとも、クリーンでエネルギー安全保障にも役立つ水素の利点は揺るがない。エネルギー自給率の低い日本は…