声色(こわいろ)と呼ばれていた物真似芸を「声帯模写」と言い換え、寄席の人気芸として流行させたのは、昭和の代表的コメディアン、古川ロッパ。1980年代までは、忘年会などの余興で“素人芸人”が有名人の声帯模写を演じ、座を盛り上げたものだ。政治家の声帯模写で受けたのが、「まーこのー」が口癖だった田中角栄と、うなり声のような「あー、うー」を連発した大平正…
ここからは有料記事になります。ログインしてご覧ください。
声色(こわいろ)と呼ばれていた物真似芸を「声帯模写」と言い換え、寄席の人気芸として流行させたのは、昭和の代表的コメディアン、古川ロッパ。1980年代までは、忘年会などの余興で“素人芸人”が有名人の声帯模写を演じ、座を盛り上げたものだ。政治家の声帯模写で受けたのが、「まーこのー」が口癖だった田中角栄と、うなり声のような「あー、うー」を連発した大平正…
ここからは有料記事になります。ログインしてご覧ください。