アジアを始めとした新興国で普及が見込まれる“低価格車”向けの部品ビジネスについて、サプライヤー各社の対応が分かれている。欧州を中心とした外資系サプライヤーは、ビジネス拡大のチャンスと見て活発に受注を展開している。半面、日系大手からは、低価格車の要望するコストレベルでは、自社のものづくりの基準を満たしにくいとする声が上がる。あまりにも価格に的を絞り…