2011年度までの中期経営計画で1千億円の利益改善に取り組む三菱ふそうトラック・バス(アルバート・キルヒマン社長、川崎市幸区)。4月に発売したポスト新長期排出ガス規制適合車に採用したグローバルエンジンで大幅なコスト低減を図ったように、独ダイムラーグループ傘下の利点を生かして体質強化を実現しようとしている。(奥野 秀康)―2010年の事業環境をどの…