ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、長谷川正敏社長、東京都港区)は、電気自動車(EV)「iX」を一部改良したと発表した。新たな駆動用電池やヒートポンプの採用などで、航続距離をBMWが国内で販売するEVの中で最も長い723㌔㍍に伸ばした。納車は11月から。
iXは2021年に発売したモデルで、今回が初めての改良となる。電池の搭載容量は111.5㌔㍗時。駆動用モーターを前後に1基ずつ搭載している。システム全体の最高出力は400㌔㍗、最大トルクは765ニュートン㍍。高性能モデル「M70xドライブ」はそれぞれ、485㌔㍗、1015ニュートン㍍に高めた。パワートレインのほか、内外装のデザインや仕様も改良した。
価格は1498万円(消費税込み)から。